冬の足音
2010年 11月 17日
今朝は今年一番の冷え込みで、3度まで下がり、田んぼの稲藁が、白く霜を帯びていました。
周りの木々もいつの間にか色を変え、落ち葉が目立ちます。これから一雨ごとに冬が近づいてきます。
今日から、一部のハウスで結実用のホルモン処理を始めました。そろそろハチの寿命が近づいてきたためで、ハチが動かなくなる前に順次ハチ交配からホルモン処理へと切り替えていきます。
交配用のマルハナバチは、約2ヶ月で育てる幼虫がいなくなり、幼虫のエサとなる花粉を集めなくなってしまいます。太平洋側の農家では、又新しいハチの巣を買い求めることになるのですが、日本海側のトマト農家では、これから天候の悪い日が多くなり花粉の出が悪くなるため、ハチが使えなくなってしまいます。そこでホルモン処理へと切り替えるわけなんですが、ここに又一工夫がいるのです。私の経験では、ハチ交配のトマトよりホルモン処理をしたトマトの方が、赤くなるまでの日数が10日ほど多くなるのです。なので、一気に変えてしまうと、収穫出来ない期間が出来てしまい、皆様にご迷惑をお掛けすることになるため、徐々に切り替えるという訳なんです。今取れているトマトは、開花後60日前後。これから冬が進むと、ハチトマトで85日、ホルモンは95日もしないと収穫となりません。我家ではこの10日間の差が、厳しい冬の天候の中でも太平洋側のトマトに負けない味を作り出してくれるのだと思っています。
収穫量、徐々に多くなってきていますが、夏から秋へと天候の変わり方がきつかった為なんでしょうか、B品率が高くきれいなトマトが少ないために、なかなかお届けできず、苦戦しています。B品もしくは、多少の傷はOKというお客様は、是非ご協力下さい。宜しくお願いいたします。m(__)m
周りの木々もいつの間にか色を変え、落ち葉が目立ちます。これから一雨ごとに冬が近づいてきます。
今日から、一部のハウスで結実用のホルモン処理を始めました。そろそろハチの寿命が近づいてきたためで、ハチが動かなくなる前に順次ハチ交配からホルモン処理へと切り替えていきます。
交配用のマルハナバチは、約2ヶ月で育てる幼虫がいなくなり、幼虫のエサとなる花粉を集めなくなってしまいます。太平洋側の農家では、又新しいハチの巣を買い求めることになるのですが、日本海側のトマト農家では、これから天候の悪い日が多くなり花粉の出が悪くなるため、ハチが使えなくなってしまいます。そこでホルモン処理へと切り替えるわけなんですが、ここに又一工夫がいるのです。私の経験では、ハチ交配のトマトよりホルモン処理をしたトマトの方が、赤くなるまでの日数が10日ほど多くなるのです。なので、一気に変えてしまうと、収穫出来ない期間が出来てしまい、皆様にご迷惑をお掛けすることになるため、徐々に切り替えるという訳なんです。今取れているトマトは、開花後60日前後。これから冬が進むと、ハチトマトで85日、ホルモンは95日もしないと収穫となりません。我家ではこの10日間の差が、厳しい冬の天候の中でも太平洋側のトマトに負けない味を作り出してくれるのだと思っています。
収穫量、徐々に多くなってきていますが、夏から秋へと天候の変わり方がきつかった為なんでしょうか、B品率が高くきれいなトマトが少ないために、なかなかお届けできず、苦戦しています。B品もしくは、多少の傷はOKというお客様は、是非ご協力下さい。宜しくお願いいたします。m(__)m
by umaumatomato
| 2010-11-17 18:23
| トマト